会社の同僚にもガンプラが好きな人がおりまして、時々Facebookで製作したものをアップしているのを見ます。
彼が作ったガンプラがパチ組みだというのが問題なのではありません。完成したガンプラを床の上に置いてそのままパチリと撮った写真がどうもイマイチな感じがするという点について考えていこうと思うわけです。
模型を格好良く見せる手法は色々ありますが、やはり模型を演出する照明が重要なキーだと僕は思います。
照明に関してホームページの企画で写真撮影技術の研究をしてみたことがあるので、このテーマはちょっと自分でも食いつきやすい。
今回、ちょっと視点をずらして模型が映える照明関連について書いてみようと思います。
少し前に模型店で購入したLEDライト付きのターンテーブルでライトアップを試してみました。動きはこんな感じ。LED照明は電池を入れる必要があるのですが、電池を入れるとターンテーブルの速度はこれくらい。ちょっと早いかも。
— 一角猿 (@motox0) 2017年12月10日
そのLED照明を点灯するとこのように。青色LEDが結構強いので雰囲気が変わります。
今回は白いユニコーンで試してみましたが、他の色の機体だとまた違った印象になるでしょうね。
メーカー等は不明ですが、アマゾンで売っているこれと全く同一デザインなので間違いないでしょう。
それから、部屋の隅に放り出していたライトアップ機材を引っ張り出してきてこれも試してみました。
バンダイから出ている(た?)アクションベース ライトニングベース。
要は下からLEDの照明が当たる台なのですが。
久しぶりに電池を入れて点灯。
これが結構、地味なんです。どうもパッとしないというか。部屋を暗くしてみても光は上まで届かないのでボヤーっと足元が光っているだけという感じ。
カスタマーレビューでもあまり評価が良くなかったのもなんとなく納得。僕も買ってはみたけれどそれほど使う気になれずに部屋の隅に放置してましたし。
そして最後にかなり昔に買ったLED照明付きのディスプレイケース。
実はかなり昔に買った代物でプレステージのLEDライト付きケース。これはアクリルケースの天井部分に二つの白色LEDが付いており照明を当てることができるというもの。
電池の他にACアダプタで外部電源を繋ぐこともできるのはちょっとありがたいです。実際に点灯してみたらこんな感じ。
照明の当たり具合を確認するために、部屋を暗くして付属のLEDのみを点灯して撮影してみました。
iPhone7Plusで撮影したこともあり、写真ではさすがに光量不足で粗くなってしまっていますが、雰囲気としてはディーラーに置いてある車のディスプレイを彷彿とさせます。
実際、部屋を薄暗くして白色LEDに照らされたユニコーンガンダムを眺めながらビールを飲むとなかなか幸せな時間を過ごすことができます笑。嫁さんには小馬鹿にされましたけどね。
背面が黒いのも都合が良いので、このディスプレイケースのアクリルカバーを取った状態で、作った模型の簡易撮影ブースとして使ってみようかと思います。付属のLEDのみだとさすがに全体が映らないので、補助照明として使います。
色味に気を使えば、使えそうです。
部屋が狭く撮影ブースを常設しておけない環境なのでガンプラ程度の撮影ならこの方がよほど気軽にできそうです。
この撮影ブースはとても古く、Amazonではプレ値で販売されていました。ただ、プレ値で買うほどのものとも思えないので、リンクを貼るのは自重します。
探せば、もっといいものがあるかもしれません。
照明は上から照らすか、下から照らすかによっても色によっても雰囲気を変える効果があります。影が全くないように写すのも詳細を語るという点で正解だと思います。
自分の伝えたい雰囲気を作る手段としてとても有効ですね。
僕もこれからも色々研究していこうと思います。