積みプラ戦記(briefing)

メインの発信拠点であるホームページ「積みプラ戦記」での近況活動や見通しについて。プラモデルとミニッツレーサーとミニバイクのことばかりです。

ミニッツ用充電池の液漏れがとても多い件

ブログやウェブページ更新が進まない理由の一つに、うちのiMacが古くて動作が遅すぎるっていうのもあるかも。

流石に5年経っているとOSやソフトウェアのアップデートにハードが着いていけないようだ。そろそろiMacの買い替えも考えねばならないかな。まあ、もうちょっと先の話だけど。

 

ミニッツレーサーの練習再開に向けてまずはニッケル水素バッテリーのメンテから始めました。

ティームオリオン800HV単4ニッケル水素バッテリーは京商の公式レース「ミニッツカップ」レギュレーションで指定されています。

いつかはレースに参戦したいと思っているので、僕も日頃からこのバッテリーを使用しています。このオリオンのニッケル水素電池なんですけども、実によく液漏れを起こします。

こんなに液漏れする個体多いの?ってくらい多いです。4本セットで発売されていますがそのうち1本は数回充放電を繰り返す前に液漏れを起こして端子部分が腐食してガタガタになります。電池だけならまだしも充電器の端子までダメージを受けるので改善して欲しいのですけども。

 

液漏れをした電池はパワーも減るし、安全面でも不安が残りますが練習用としては十分使用できます。

端子が腐食していて通電できない状態だと流石に使えません。

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パーツクリーナーなどのケミカル剤で腐食部分を落とせないかと試してみたけどガビガビに固着していて全くとれません。

 

そこでヤスリがけすることにします。600番程度のサンドペーパーで水研ぎしてやれば、ほらこの通り!

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しっかりの金属の光沢も戻って、通電もバッチリです。

サンドペーパーは模型用のもので十分ですが、僕は家にあったMr.ポリッシャーを使いました。5分もかからず作業が終了します。

 

GSIクレオス Mr.ポリッシャーPRO 系作業用 ホビー用工具 GT07

GSIクレオス Mr.ポリッシャーPRO 系作業用 ホビー用工具 GT07

 

 

これで、バッテリーのメンテナンスはOKですね!

 

MINI-Z スピードレンジが上がるとセッティングについて考える必要が出てきた。

少し前の状況です。

MINI-Zを本格的に楽しむようになってからだいたい週一のペースでサーキットに通っています。少しずつですがMINI-Zの走らせ方に慣れて来つつあります。

セットに付属しているモーターはエコチューンモーターと呼ばれているもので、ハイパワーのものでは無いようです。

まずは、ここからスタートですね。

モーターに差し込むピニオンギアを変更することで加速寄りか最高速度寄りかが変更できます。最初からセットされている6T (加速寄り)のギアから練習をスタートし、慣れてくる毎に7T、8T(最高速度寄り)へとステップアップさせていきました。

相変らず、コースを1周する毎にあちこちにぶつけているので、まだまだゆっくりギアで練習すべきかもしれないのですが、一緒に走っている人との速度差が大きすぎるのも返って怖いのでなるべく早めに直線の速度差を減らしておきたいという考えです。

7Tのギアである程度走れるようになり、8Tで走り始めた時です。

バックストレートから大きな右コーナーへと侵入したときに、僕のクルマは派手に横転したのです。同じように横転を繰り返すことからついにセッティングの必要性があると感じました。

横転するという一つの事象でも原因はいくつも考えられるのでここはじっくりと解決策を検討していこうと思います。

 

まず、考えたのはタイヤがそこそこハイグリップなのに、車体のロール剛性が不足していて横転したのではないかと。

 

まずは基本的な知識を習得するために京商さんのブログを沢山読みました。

特に、「ミニッツレーサー基礎講座」は初心者にもわかりやすく練習方法まで示されているのでとても勉強になります。

 他にも、諸先輩がたのブログを沢山読んで、自分のマシンが直面している状態についてのアプローチ方法を検討しました。

 

当然足回りの調整になるのですが、まずは基本的なことから。

フロントのコーナーリングフィーリングを変化させるフロントスプリングと、コーナー時のロールに影響を与えるリヤサスプレートの変更に絞ります。

 

 

フロントスプリング、リヤサスプレート共にセットの中にソフト、ミドル、ハードと選べるので自分に最適と思われるものを装着します。

最適かどうかは全種類試してみるしかない。つまり、もっともっと走りこまなければセッティングなんて決められないのです。

 

ここから、一つずつ装着してはコースを走らせてみて挙動を感じ取るという作業が続きます。正直とても楽しい。

そしてもう一つ。それは腕の問題。

まだまだ未熟な操縦なのでステアリングの切り方が雑なのだろうと推測されます。

ステアリングを切る量、スピードが車の挙動を乱している可能性が高い。

というわけで、走り込むことがとにかく必要。

ベテランの方を見ていると、コースを周回させている時間よりもピットにいる時間が多い人もいます。ちょっと走らせただけでも挙動の変化がわかるのでしょうね。

 

それから、あまりにも腕が未熟なので人のなるべく少ない時間にサーキットに行こうと思います。もちろん、同じ趣味の人との交流もとても楽しいですがまずはまともに走らせられるようにしないと。

 

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日常への復旧準備中

少し間を空けています。

私生活が忙しく、ブログ更新はできませんでした。

ようやく落ち着いてきたので、少しずつ日常に戻そうとしているところです。

以前と同じには戻れない程大きなものを失った出来事がありましたが、それでも人生は続きます。だからせめて以前と変わりない日常に戻して、楽しめることは楽しむようにしたいと思います。

このブログでは以前と変わりなく趣味を楽しむ内容を書いていこうと思います。

 

進行中のプラモ

RG「ジャスティスガンダム

パチ組み終了。手のパーツをひん曲げてしまって指がバカになっちゃいました。

 

HGUC「ジムⅡ デザートカラー U.C.ver」

製作中

 

 

MINI-Z MR-03VE Pro 購入

MINI-Zスポーツ2を2月頭に購入してから2ヶ月半。サーキット走行も10回くらいは行ってるでしょうか。

ここにきてMINI-Z MR-03VE PROのシャーシ・送信機セットを購入しちゃいました。完全に勢いです。

スポーツ2のセットの方は、僕の話を聞いてミニッツをやってみたいけど金がないという友達に安く譲ることにしました。

 

さて、ここでミニッツのシャーシ型について簡単に解説。僕も最初はなんの知識もなく、後々で調べてみたことについて整理しておきます。

グリップ走行に適した2輪駆動のMR-03とドリフト走行向きの4輪駆動のMA-020が現時点での最新型シャーシです。

このグリップ走行向けのMR-03についても、グレードが分かれています。

僕の持っていたMINI-Zスポーツ2というのもグレードの一つです。

入門者向けのスポーツ、スポーツ2も上級者向けとされるブラシレスモーター仕様のMR-03VE PROもどちらも同じMR-03シャーシとなっています。

ということはパーツ交換をすることによってスポーツを上級者用のVE PRO仕様にすることもできるのです。つまり、グレードの名称も価格もそのパーツの組み合わせからくる差異なのです。

もっとも大きな違いは、搭載する基盤です。これが価格差の大部分です。

基盤によって電波方式が異なっているようです。

スポーツ系は廉価版のFHS、FHSSとなっており、ノーマルはASF、さらにPROはMHSとなっておりそれぞれ互換性がありません。そして電波方式が使用できるプロポも決定付けています。

 このあたりは、値段の差がそのまま性能差になっていると思っていいでしょう。

そして、PRO仕様の基盤はブラシレスモーター搭載型です。

 

僕が購入したMR-03VE PROセットはその最上位シャーシとプロポのセットです。但しプロポはKT-18という標準グレードで、シャーシにはボールデフが付いていなかったりと少し値段が抑えられているものでした。

このシャーシにEX-06Rというプロポの組み合わせが最強らしいです。僕もこのプロポの購入を検討しております。流石にいますぐは経済的に無理ですけど。

 

 

MINI-Zを始めてその魅力にハマってから、これは長く続けたいと思いました。

それならこのブラシレスモーターのシャーシが欲しいと思っていたときにそこそこの値段で売られていたので購入することにしました。

 

このセットのシャーシはW-MMタイプ。つまりフロントトレッドがワイドでモーターマウントがMMタイプです。MR-03はフロントトレッドとモーターマウントを組み替えることができます。僕が持っているボディ、ポルシェ911GT3に合わせるためにフロントトレッドをナローに、モーターマウントをRMに変更することから始めました。

モーターマウントパーツを近所のラジコン専門店で購入して、慎重に作業をしていたつもりでしたが、パーツにビスを締め込む際に、ネジの頭がちぎれてしまうというトラブルが発生。パーツをダメにしてしまいました。

どうやら、今使っているドライバーではMINI-Zのビスを締め込むのが難しいみたいです。タミヤのドライバーセットなんですけど。

そこで、再びラジコン専門店を訪れたときにドライバーも購入しました。

ミニ四駆用のプラスドライバーですが、これはMINI-Zにピッタリです。同じタミヤのドライバーでサイズも同じはずなのにネジの溝に入り込む深さに違いがあるのでしょうか。

このドライバーはしっかりとネジの溝にハマるようで非常に作業がしやすくなりました。オススメです。 

タミヤ クラフトツールシリーズ No.121 ミニ四駆プラスドライバーPRO 74121

タミヤ クラフトツールシリーズ No.121 ミニ四駆プラスドライバーPRO 74121

 

 

そんなこんなでなんとか シャーシをN-RM型に変更することができ、所有しているポルシェ911GT3を合わせることができるようになりました。

 

さて、いよいよ新型シャーシのコースデビューです。

さて、スポーツ2との圧倒的な性能差を感じられるのだろうか?と期待しつつ試走してみた感想ですが。

ボールベアリング、ジャイロを装着したスポーツ2とは「それほど違いがない」と思います。

プロポも異なるし、ブラシモーターとブラシレスモーターの違いもありますが、圧倒的に違うという感じはしませんでした。

むしろこれからの伸び代のための先行投資と考えていいかと思っています。

 

次はさらにスピードアップを目指しますが、ここでいよいよセッティングの必要性を感じることになります。

それでは今日はこの辺で。

 

iPhoneから一言

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最近、ミニッツレーサーばかりじゃねえ?もう俺はいいんか?あ?

 

いや、全くその通り。

でも決してガンダムと決別したわけじゃないの。いまはミニッツが面白すぎてそっちに時間持っていかれてるだけなの。ちゃんと帰ってくるから。

 

週末はミニッツを走らせて、平日は仕事でクタクタで、ブログ更新のためにPCに向き合えてない私です。

ミニッツレーサーは少しずつ進化していて、いま壁に当たっています。スピードが上がるに連れてうまくコントロールできない。壁に刺さりまくりです。

パーツの変更での対応はそこそこにして、腕を上げることが先決ですね。日曜は人が多く、下手くそな私は迷惑かけまくりなので、次は土曜に行ってある程度まともに走れるように練習します。

それでも常連の方は皆さん親切にしてくれて、とても有り難いです。

 

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NINI-Z サーキットデビュー

前回の続きです。

 

MINI-Zスポーツ2レディセットを持ち込んで、トップフォース印西でサーキットデビューしました。

こちらのお店にはMINI-Z用サーキットが2面ありまして、ドリフト用とグリップ用という位置付けのようです。

たくさん座席のあるピットに腰を下ろして、準備をします。といっても箱から出すだけですけど。

前日に充電しておいたバッテリーを車体に組み込んで、ペアリングを説明書を見ながらやって見ましたが、説明書に書いてあるようなLEDインジケーターの点滅がない。

あれあれ?といじくっているうちにいつの間にかペアリングができた模様。プロポの操作に反応するようになりました。ところが、電源を入れた途端にプロポは何もしていないのに、前輪が左に目一杯切った状態になってしまいます。ステアリングトリムを目一杯回してもまっすぐにならない程なので、焦ってiPhoneで検索をかけてみると車体のリセット処理で戻るとのこと。無事、電源ONで前輪が真っ直ぐになりました。

 

さて、いよいよコース走行です。

この日は、他のお客さんが2名程で少なかったのですが、いきなり大きいグリップ用サーキットで走らせるのは気が引けたので、誰も使っていなかったドリフト用の小さなコースでトライしてみることにしました。

MINI-Zスポーツシリーズには僕のような初心者向けにトレーニングモードという機能が実装されており、速度を半分まで落とせるらしい。まずはこれでしょうということで、恐る恐る走らせてみました。

十数年ぶりのラジコンですよ。流石にどっちにホイル(ステアリング)を回せばいいかくらいは分かりますけど、切る分量は全くもって見当違い。大概切りすぎてイン側の壁にぶつかります。

それでも、めっちゃくちゃ楽しい!何週かして一息入れるためにコースから離れましたが、変に充実感がありました。それでもって緊張しながら操作してるもんだからやたらと疲れる。

大きいグリップ用サーキットでは常連の方がそりゃもうすごいスピードで走らせてます。下手くそが邪魔したら申し訳ないと思ったので、誰も使っていない小さなドリフトコースでトレーニングモードで練習を続けていました。慣れてきたところでトレーニングモードからノーマルモードへ。スピードアップしたので、さらに壁にぶつかりまくりです。

その時、常連の方から小さいサーキットは返って難しいので、こっちの(大きいほう)サーキットで走らせた方がいいですよ、と声をかけてもらいました。

ちょうど、誰も走らせていなかったのでお言葉に甘えてグリップコースで走らせてみることにしました。

何が難しいって、まっすぐ走らせるのが一番難しいんですよ。コーナーを回ってストレートでフルスロットルといきたいのですが、コーナー抜けた後の車体とコースが並行になっていないのでそのまま壁に寄っていってもぶつかるんです。ほんのわずかな時間でコースと並行になるように修正しなければなりません。こりゃ練習が相当必要だと思いました。

その後、先ほどの常連の方からまた声をかけていただき、走らせる上でのアドバイスを頂きました。このサーキットにマッチしたタイヤの交換についてとか、操縦方法だとか。素人丸出しで飛び込んでいったわけですが、とても親切にしていただいて正直感動しましたよ。

 

その後も、休みの日はなんとか時間をやりくりしてトップフォース印西に通っています。日曜の午後ともなると10台くらいが同時に走行していたりと結構賑わっています。下手くその僕が参加していいのか迷うこともありますが、常連の方が声をかけてくれることも多く、ウェルカムムードのあるとても良いサーキットです。

サーキット走行3回目くらいに、ベアリングとジャイロユニットを装着しました。さらに、LEDヘッドライトも。スポーツ2基盤の空いている端子は全部埋めたかったのです笑。ジャイロユニットは、ステアリングの切りすぎを抑制する機能で、強く効かせ過ぎると曲がりにくくなるものの、直線では自動でまっすぐ走るように舵角を調整してくれるので、思い切ってスロットルを押し込むことができます。

さらに、モーターのピニオンギアを6Tから7Tへと変更しました。この数字はピニオンギアの歯数を表すもので、6Tは最も加速寄りで数字が上がるごとに最高速寄りになっていきます。

5回ほど通う頃になるとコースの壁にぶつけることも少しずつ減ってきた感じがします。それでも、焦るとピンボールのようにあっちこっちにぶつけるんですが、穏やかに走れているときはそこそこスムーズになってきたかも。

時間を見つけてなるべく練習に行けるように頑張ります。

 

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 僕の使用しているミニッツスポーツ2は1世代前になるようなので、現行の入門向けセットはミニッツRWDになるみたいです。

シャーシは同じMR-03なので、ほとんど違いはなさそうです。

 

 


 

 

モンキーは雪の日も走れる。エンジンが止まらなければ。

今日は春の嵐と予報されていて、明日の通勤時間帯がピークとなるらしいです。やだなあ。

数日前も同じように大雨が帰る時間と重なってしまい、そんな中モンキーで帰ったんです。パワーフィルターは湿度の影響を受けます。走っている最中にガブガブ言い始め、信号待ちでプスン。ちょうど大型スーパーの横だったので、押して屋根のある場所に移動して、ドライバーでキャブのエアスクリューを少し回して燃料が薄くなるように調整してみました。

 

湿度が高いと、混合気は濃くなります。ここに気温の要素も加わるので一概には言えないのですが、湿度が高い場合は点火プラグが真っ黒く煤けて(いわゆるかぶった状態)いるので、混合気が薄くなるようにエアスクリューで調整してみたのです。

少しアイドリングも高くなるように調整。信号待ちでもエンジンが止まることなく無事に帰りつくことができました。

この日はあえて雨の中を走ってエアスクリューをいじるとどう変化するかを確認したかったんです。

 

去る1月22日。関東で4年ぶりの大雪が降りました。この日、雪が降る予報はちゃんと出ていたんですけれど、大したことはないだろうとモンキーで朝、出勤してきたのです。

結果として、昼過ぎから雪が激しくなり職場でも業務に支障がない者は早めに帰宅するようにという通達まで出ました。

僕も、その言葉に甘えて早上がりをすることにしました。外に出るとすでに車道も雪が積もっている状態。

バイクで雪道は危険すぎます。こりゃまずいかなと思いつつも走り始めました。タイヤは標準ブロックタイヤではなく、チューブレスのオンロードタイヤであるダンロップのTT100ですが、車重が軽いせいか結構ちゃんと走ります。油断をすればズリっといくでしょうけど、気をつければ行ける。これくらい走れるなら帰れるかも・・・と思ったときにエンジンが止まりました。交通渋滞が発生しており、この時も信号待ちでアイドリングしていた時でした。キックですぐに始動はするのですが、ブレーキをかけて停車したときは頻繁にエンジンストップ。そして、ついにキックでもエンジンがつかなくなってしまったのです。

後ろの車に合図をして押して歩道に退避して、雪を多少凌げそうな高架下まで押して歩きました。雪はかなり激しく降っています。

プラグを確認すると真っ黒く煤けていました。念のために持っていた、真鍮ブラシで煤を落としてからキックを試みるとエンジンは無事にかかりました。高い湿度と寒さで、プラグがカーボンを焼ききれていない状態のようです。

すでに車道も雪に覆われておりチェーンなしでは車も危なくなりつつなる中、モンキーはちゃんと走ってくれました。滑って転ぶかと思っていましたが、結構ちゃんと走れる。車重が軽いのがよかったのか、TT100というタイヤができる子なのか。

その後も、赤信号で度々エンジンが停止しましたが、なんとかキックで再始動することができていました。なんとかごまかしながら走らせていたときのことです。

突然、モンキーのエンジン回転数が上がり始めました。渋滞の中徐行している最中に、1万回転です。クラッチを握っていたので急発進することはありませんが、驚きましたよ。しかも、アクセルが固まって戻らない!

これには流石に焦りました。グリップを強引に動かしてなんとかエンジン回転を下げることができ、何事もなく停車させましたが、周りの車はさぞ驚いたことでしょう。

なぜこうなったのか、その時は皆目見当もつきませんでした。ワイヤーが寒さで凍ったのかと思いました。その事象はその後もう一度発生しましたが、グリップを少し強めに捻ることで動かせました。

後日、この事象について調べてみたのですが、どうやら「キャブレターアイシング」が発生したっぽいです。これは湿度が高く、気温がとても低いときにスロットルバルブが凍結してしまうというもので非常に危険な現象です。

僕は、なんとか無事にやり過ごすことができましたが、こういった危険があることを考えると、雪の日は乗るのは控えるべきですね。良い経験になりました。

その後、停車する度にエンジンも止まるし、流石に限界だと感じたので嫁さんに連絡して車で迎えにきてもらい、モンキーは車に積んで帰りました。すでに車でもノーマルタイヤではスリップする状況なので、ピップアップの際にチェーン装着しました。

 

さて、キャブレターアイシングや雪道の走行は仕方がないものとしても、湿度が高い状況でのエンジンストップは改善したいと思いました。通常の雨でも湿度は当然上がりますから。

そこで、冒頭の文に戻るわけですが雨の環境でもキャブレターの調整だけでアイドリングを維持できるかどうかを試したかったのです。

一応、エンジンが止まらない程度には安定させることができると分かったので、この雨の日のライディングは実りのあるものでした。

繰り返すけれど、流石に雪はやめた方がいいです。意外に走れるけど、他で色々厄介。