積みプラ戦記(briefing)

メインの発信拠点であるホームページ「積みプラ戦記」での近況活動や見通しについて。プラモデルとミニッツレーサーとミニバイクのことばかりです。

マイミニッツレーサーの現状報告

当ブログでミニッツに関する記事を書いてからだいぶ経っています。

最後のミニッツ記事に載せているマイカーの写真と今の物とはかなり違っているので、現時点までの進化の変遷をまとめようかと思います。

 

2018年7月頃。

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N-RMの横転対策の要、フリクションダンパーを導入しました。

これによってサーキットのバックストレートから右コーナーへの進入速度が劇的に向上しました。ただし、減速が足りないとやはりコケます。高速コーナーだけでなく、低速コーナーの切り返しにおいても、油断するとコロンといってしまいます。

 

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僕がホームコースにしているトップフォース印西のサーキットでは、N-RM車両はリヤダンパーを装着しないというのが定番のようです。これはベテランの方にアドバイスいただきました。

理由はもちろん、少しでも低重心にしてコケるのを防ぐことにあります。実際、リヤダンパーを外したほうがコーナー速度は向上したように感じました。

 リヤダンパーを装着しないことのデメリットは、路面のギャップを拾ったり車体が暴れた時のモーターブロックのバタつきだと思われますが、実走行ではそこまでの不具合を感じません。

フロントスプリングのベストがわからず、緑と紫を行ったり来たりしてましたが、よりコーナーのインにつける紫に落ち着きました。

 

 2018年9月頃。

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ASCに付属していたホイールが割れてしまったので、マルチホイールに変更。

そしてフロントタイヤを逆履きにしました。

逆履きはその名の通りフロントタイヤを指定とは左右逆に履かせることで、内側のホイール段差とうまくはまらないために1mm程タイヤが外に飛び出ます。そして、タイヤの外側には本来ホイールにはめ合わせる段差が丸見えになります。

ホイールとタイヤにある隙間がこのタイヤセッティングのキモで、タイヤショルダー部をあえて軟弱にすることでステアリングの初期反応がマイルドに(甘く)なり、横転防止に効果があるのです。

初めて聞いた時は、びっくり仰天なテクニックなのですがちゃんと京商ミニッツの公式ブログで紹介されているほどメジャーな技なのです。

当ブログでも

WakiWakiブログ。さんに詳細なメカニズムを教えていただきました。ありがとうございます。

 

実際に試してみた感想ですが、ステアリング初期反応がマイルドどころかびっくりするくらい曲がらなくて最初は何度もコーナー外の壁にぶつける羽目になりました。

この挙動に慣れてくるようになると、思い切ってコーナーに飛び込めるようになります。

ストレート後のコーナーではノーブレーキで突っ込んでも横転しないほどです。

僕のようにまだ繊細なステアリング操作ができない人間には実に有効な手法です。

 横転に対する対処がここで一段落し、ひたすらタイムアップを目指して走りこむのですが、12秒9前後で頭打ちになります。走行ラインとかアクセルワークでタイムを削りたいところですが、思うように進みません。

ここで、サーキットの常連者の方にアドバイスをいただいたことでさらなるアップデートを行うことにします。RMLアルミモーターマウントの導入です。

当初RMLというのはRMモーターマウント車がリヤダンパーを外したモノを指すと思ってた僕。実際、ミニッツレーサーのマニュアルにはそう表記されていたし。もう一つのモーターマウントをさし示す言葉だというのを知りました。

R246 RMLアルミモーターマウントです。

 

これを導入するメリットは、アルミボディの放熱効果、低重心化を得られるという点にあります。そして、いかにもエキスパートっぽい見た目も大事なポイント。

さらにセットとしてR246 ロールダンパーも組み込んでみました。

 

 ロールダンパーもセットで組み込んだ理由は、アルミモーターマウントにRMフリクションダンパーがそのままでは装着できなかったからです。

 

そして現在。2019年1月。

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アルミパーツにするとパーツ代も一気に跳ね上がります。ただ、その恩恵をどうしても味わいたいという欲求に勝てませんでした。

実際、タイム向上に繋がるのかどうかということですが。

走り始めて慣れていないうちでも0.5秒は短縮できました。間違いなく効果ありです。

 

ちなみに、RMフリクションダンパーとRMLアルミモーターマウントの組み合わせは部品の組み合わせを工夫すればできます。必ずロールダンパーに付属するフリクションプレートにしなければならないというわけではありません。

そしてもう一つ。

R246 ロールダンパーのカーボンプレートはICSケーブル用のコネクターに一部被さってしまいます(ホイールベースMの場合)。せっかくのLEDライトユニットを装着できないのです。ライトは光らせたいので、プレートを削ってICSコネクターが使えるようにしておきました。

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カーボンプレートは、金属ヤスリで削ることができます。ただし、手は真っ黒になりますのでそこはご注意を。

ロールダンパーを装着したのはせっかく高いの買ったので、試してみたいと思ってのことですが、アルミモーターマウントの恩恵からか、トップ部にダンパーを置いても横転しません。それならばこのまま装着しておくことにします。

 

年が明けてから少し時間が取れる日があったので、ミニッツ始めをして来ました。

 走行1時間程で、子供の保育所から呼び出しがあったので泣く泣く引き上げたのですが、試し走行で12秒6までタイムが向上。まだ伸び代はありそうな感じがします。

 目標の11秒まであともう少し。ここから長いかな笑。

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ちなみに息子は今流行りのりんご病でした。ほっぺたが赤くなっている頃には人へ移すこともないようで、病院に連れていきましたが翌日には保育所に登園できました。

 

N-RMで11秒台までタイムが向上したら、今度はW-MMのモーターマウントに挑戦してみようと思っています。

スポーツ2から始めてずっとN-RM一筋で来たのでここらで他のタイプも経験してみたいなーと。