昨晩は印西で走行練習してきました。
日中は嫁さんが仕事に出ていたので子供と過ごし、サーキットに参上したのは午後6時。サービスタイムなので格安です。
事前のメンテが全くできなかったので、ピットでごちゃごちゃいじる時間もあったので実際の走行時間は普段より全然少ないのですが、なかなか実りの多い日だったと思います。
昨日のサーキット走行ではテーマを一つに絞ることにしました。ポルシェナローの1号車が抱えていた問題点を解決すること。その問題点というのは、バックストレートでスロットル全開時に左に寄っていってしまうことです。
下手するとコースアウトして壁にヒットするし、そうでなくてもストレートで修正舵切ることになるのでスピードダウンしてしまう。これは全然楽しくないです。ストレスも溜まるし。
実はEVOシャーシも入手してたんですが、これのシェイクダウンは後回しにして、ナローポルシェの改善を優先します。
クルマの挙動に対して、どこが問題なのかを判断して修正するという知識と技術が僕にはまだまだ不足しています。まずは、どうなっているのかを目で確認。
キャンバー角は1度いれてますが、トー角については特に触っていません。ノーマルだとフロントはわずかにトーアウト気味になっているようです。
左右でほんの少しトー角が若干違う気がする。これが左に曲がっていく原因ですね。どのパーツが変形しているのかというのが意外に判断しづらい。はっきりと曲がってるとか歪んでるってわけでもないので。アルミのステアリングブロックもてぃ〜えるさんの未開封品と比べると少し変更しているようにも見える。
各パーツのほとんど分からないくらいのわずかな変形が、タイヤの位置ズレを起こしているようです。とりあえず、ずっと前から使っているタイロッドを交換してみました。
↑見た目では変形してなさそうに見えるのですが…
効果ありです。直進走行ができるようになり、必然的にタイムアップ。
気持ち良さが全然違います。
もう一つの大きな収穫は、てぃ〜えるさんのマシンを触らせてもらったことです。
ミニッツレーサーをちゃんと組むとこうなりますというお手本のようなマシンでして、握れば握った分加速し、ステアリングを切ればその分曲がる実に実に素直にコントロールできるのです。
ミニッツで速く走るには、性能を上げることで難しくなったマシンを必死にコントロールして叩き出すものというイメージは見事に崩れました。
Wパパさんに組んでもらったものとのことです。こういうマシンを作れるのが熟練の技なんですね。
自分のマシンの挙動、てぃ〜えるさんのマシンの体験から、丁寧な組み上げこそがタイムアップの重要な要素だということを改めて知ることができました。
次にサーキットに行けるのはまたひと月ほど後になりそうなので、その間に自分のマシンを丁寧にメンテナンスしてみようと思います。