少し前の状況です。
MINI-Zを本格的に楽しむようになってからだいたい週一のペースでサーキットに通っています。少しずつですがMINI-Zの走らせ方に慣れて来つつあります。
セットに付属しているモーターはエコチューンモーターと呼ばれているもので、ハイパワーのものでは無いようです。
まずは、ここからスタートですね。
モーターに差し込むピニオンギアを変更することで加速寄りか最高速度寄りかが変更できます。最初からセットされている6T (加速寄り)のギアから練習をスタートし、慣れてくる毎に7T、8T(最高速度寄り)へとステップアップさせていきました。
相変らず、コースを1周する毎にあちこちにぶつけているので、まだまだゆっくりギアで練習すべきかもしれないのですが、一緒に走っている人との速度差が大きすぎるのも返って怖いのでなるべく早めに直線の速度差を減らしておきたいという考えです。
7Tのギアである程度走れるようになり、8Tで走り始めた時です。
バックストレートから大きな右コーナーへと侵入したときに、僕のクルマは派手に横転したのです。同じように横転を繰り返すことからついにセッティングの必要性があると感じました。
横転するという一つの事象でも原因はいくつも考えられるのでここはじっくりと解決策を検討していこうと思います。
まず、考えたのはタイヤがそこそこハイグリップなのに、車体のロール剛性が不足していて横転したのではないかと。
まずは基本的な知識を習得するために京商さんのブログを沢山読みました。
特に、「ミニッツレーサー基礎講座」は初心者にもわかりやすく練習方法まで示されているのでとても勉強になります。
他にも、諸先輩がたのブログを沢山読んで、自分のマシンが直面している状態についてのアプローチ方法を検討しました。
当然足回りの調整になるのですが、まずは基本的なことから。
フロントのコーナーリングフィーリングを変化させるフロントスプリングと、コーナー時のロールに影響を与えるリヤサスプレートの変更に絞ります。
フロントスプリング、リヤサスプレート共にセットの中にソフト、ミドル、ハードと選べるので自分に最適と思われるものを装着します。
最適かどうかは全種類試してみるしかない。つまり、もっともっと走りこまなければセッティングなんて決められないのです。
ここから、一つずつ装着してはコースを走らせてみて挙動を感じ取るという作業が続きます。正直とても楽しい。
そしてもう一つ。それは腕の問題。
まだまだ未熟な操縦なのでステアリングの切り方が雑なのだろうと推測されます。
ステアリングを切る量、スピードが車の挙動を乱している可能性が高い。
というわけで、走り込むことがとにかく必要。
ベテランの方を見ていると、コースを周回させている時間よりもピットにいる時間が多い人もいます。ちょっと走らせただけでも挙動の変化がわかるのでしょうね。
それから、あまりにも腕が未熟なので人のなるべく少ない時間にサーキットに行こうと思います。もちろん、同じ趣味の人との交流もとても楽しいですがまずはまともに走らせられるようにしないと。