積みプラ戦記(briefing)

メインの発信拠点であるホームページ「積みプラ戦記」での近況活動や見通しについて。プラモデルとミニッツレーサーとミニバイクのことばかりです。

SHCM-Proユニコーンガンダム修理記録まとめ その1

僕の最もお気に入りのアクションフィギュア、SHCM-Pro (スーパー・ハイコンプリートモデル・プログレッシブ)ユニコーンガンダム

 

常時机に飾っていて、ことあるごとに手に取ってポージングを変えたり変身させたりといじっていたけど、大分ガタがきた。

パーツが割れても何度も接着剤で修理して遊び倒してきたが、そろそろ限界。

一番のお気に入りアイテムなので、ストックとしていくつか持っているが、今遊んでいたのはこれは数えて3代目だったはず。

3代目は接着された装甲パーツを引っぺがして内部フレームを直したりもしたので、SHCM-Proユニコーンガンダムの内部構造や、修理方法などの技術蓄積ができた。今までの修理記録を振り返りつつ、この3代目最後のミッションに向かう。

 

SHCM-Proシリーズが今もって僕の最もお気に入りのガンダムアクションフィギュアであることはさっきも書いたとおり。

現行品のガンダムアクションフィギュアも気になるけれど、メタルビルドは転売屋に買い占められて入手困難なうえに、もともと高価なのにさらにプレ値になってしまいがちでまず手が出せない。それより下位グレードのアクションフィギュアであるロボット魂は初期のころパッケージ越しに見て、質感がおもちゃっぽい感じがして、今まで一機も購入してこなかった。

そしてなによりこの商品シリーズがノンスケール設定というのがどうしても許せない。モビルスーツの設定では大型機や小型機として身長(全高)に差があるのに、いざ並べたら同じくらいのサイズの商品。スケールモデルも好きである僕としては、大きさはきちんと統一してほしかったんだな。

そんな理由もあって現行のガンダムアクションフィギュアに手を出していないぶん、SHCM-Proに最大級の愛情を注いで大事に遊んできた。

アクションフィギュアは最初から完成されていて、可動を謳っているので造りもしっかりしている点がセールスポイントだろう。最近のガンプラも可動をかなり意識しており、アクションフィギュアと大差ないレベルに動くようになってきているが、しっかりした造りという点ではやはり差が出る。

その反面、デメリットはまず価格が高い。そして破損すると修理するのが難しい。予備パーツも売ってないし、そもそも自分で組み立てていないので、構造もバラしてみないと解らない。

だから、お気に入りのアクションフィギュアが破損してしまったときは、一か八かの覚悟を持って修理に臨むことになる。

 

2017年1月の写真。左腿の装甲スライド部がかなり緩くなっていて、伸長状態を維持できず立たせていると自重で縮んでしまう。さらに左腕も外れた。折れたというより接着面が剥がれた感じ。これを修理しようとトライしたときのもの。

 

これも3代目のやつ。開封してから頻繁に遊んで、数年は経ってからこうなったはずなので8年か、それ以上は遊んでいることになる。これが最初のSHCM-Proの分解修理だった。

修理が簡単そうな腕のほうから取り掛かった。

接着面から剝がれてしまっただけのようなので、再接着すれば直せるはずなんだが、ここでどんな接着剤を使えばいいのかしばし考えた。

このクリアパーツの素材はPSとABS、どちらなのだろう。PSなら一般的なプラモデル用接着剤、ABSなら専用の接着剤を使うべきなのだが。

結論からいうと、どちらでも接着できた。

SHCM-Proユニコーンガンダムは内部フレームが露出すると発光する設定になっていることからフレームが伸長する箇所はクリアパーツが使用されている。

クリアパーツといえば普通のプラ材に比べれば硬く割れやすい材質。そして、このSHCM-ProはおそらくPSではなくABSが主のプラ材として使われているようだ。プラモデルと違ってランナーに材質が書いてあるわけではないので推測になるが。

このフレームに使われているクリアパーツは見た目も綺麗だが、けっこう頑丈にできて

いる。この点から考えるとこのクリアパーツはABS素材なんじゃないかと推測している。

というのも、脛部分のフレームとしても使われていて、足と接続する部分もこのクリアパーツなのだが、ここはよくひびが入る。プラ用の流し込み接着剤を使うと接着はできるが、しばらく使っているとまた同じ個所が割れることから、溶着がそんなに強くできていないようだ。このことからもABSじゃないかと推測している。

 

そして、難所である腿のフレームスライドの緩みの修理。

外装パーツを殻割りして中の機構部分を補修する作業となる。

使ったのは、WAVEのパーツオープナー。

こいつで、パーツの接着面にあたりを付けたら。オープナーを突き立てる。

パーツに傷がつく、どころか多少えぐれるくらいの勢いじゃないと強固に接着されたパーツを割ることができない。刃先をパーツの隙間に差し込んだらねじって開けるわけだが、プラモデルと違い、完成品は中の構造がどうなっているか判らない。パーツの嚙み合い方もどうなっているかわからない。ここはある意味、賭けに出るしかない。綺麗に外れてくれることを祈って思い切って開く。中でさらに複雑に組み合わされていた場合は、内部パーツが折れたりゆがんだりしてしまうが、こればかりはやってみるよりほかにない。

幸いにして、SHCM-Proユニコーンガンダムの腿パーツはパーツの合わせ目で綺麗に割れてくれる。

苦労して取り出した腿の装甲スライドギミックの要となるパーツ。

強引に外したので、接続ピンは折れかけているし、スライド伸長を保持するロック機構の根本も白化しているが、とにかくこれを何とかすれば直る、はず。

どう修理するかを検討してみる。

腿のスライド伸長を保持することができない程度に摩擦抵抗がないのが原因なわけだから、摩擦力を上げてやれば解決するはず。

装甲スライド伸長を保持するための爪の部分を爪楊枝を突っ込んで少し広げてみる。根本は白化して折れそうだったので、プラモ用接着剤(タミヤの白ブタ)を塗って補修。これでいったん乾かして様子をみた。なんとなくいけそうな感じではあったが、再度組み込んで接着したら次また無事に殻割りできる保証はないので、ここはさらに追加で爪部分にスポーツグーを使ってみることにした。

 

 

スポーツグーは本来は靴などの補修、さらにラジコンボディの補修に使う補修材だが、これは粘度が高くて塗りにくい反面、硬貨すると硬質のゴムかプラスチックみたいな硬さになる。

スライドを維持するために擦り合わさる部分にスポーツグーを薄く塗って摩擦力が回復するか試してみた。

完全硬化した後に、きちんとスライドを保持できるか内部パーツを組み合わせて確認したところ、ほどよい抵抗がありうまくいきそうな気がする。

次は、腿パーツを元通りに組みなおす。外装パーツはABS用接着剤で接着する。オープナーで開いた個所は多少合わせ目に傷やゆがみが出ているが、これはもう仕方ない。合わせ目も裏側で目立たない箇所だったので、このままにする。

組みなおした足を本体にもどして、装甲スライドのテスト。

文句なしの出来じゃないですか。新品の時より若干固くなったことでかえってポージングをつけやすくなった。この修理は大成功だった。

結論からいうと、この左腕と腿パーツの修理は2024年2月に3代目を完全廃棄処分にするまで再び壊れることはなかった。腿のスライドはきちんと摩擦を維持できていた。

すでに販売から15年以上経ったアクションフィギュアのメンテナンスについてなんて需要あるのかな。

 

横浜の動くガンダム見てきた

横浜の動く実物大ガンダム。ようやく昨年末に見に行くことができました。

この横浜ガンダムは公開期間が決まっていて今年の3/31までなんだとか。この情報をキャッチしてからは必ず年末に行こうと決めていたわけです。見ず終いなんてガンダム好きとしては悲しいですからね。常設だろうからいずれそのうちと思っていたから慌てました。

年末の仕事が終わった翌日、唐突に行くことにしました。一応何日か前から行き方やチケット購入方法などは調べてました。展示会場に入場するのと、立像のすぐ横にあるタワーに上って真横から見ることができる特典は別料金らしい。両方で約5000円もする。

まあ、いきなり真横のタワーに上るより最初は正面から見たいので、タワー特典はなしで行くことにしました。

車でいきましたが、ルートは割と行きやすかった気がします。車に慣れてない人には都会の道路は怖いですけど。

 

そしてついにご対面。

大きいのに細部まで綺麗に作られてるなと初見の感想です。

 

今は(見に行ったのは年末)劇場版「ガンダムSEED FREEDOM」の公開前ということで演出がガンダムSEEDとのコラボ内容でした。ノーマルの演出が見たかったのでちょっと残念。ノーマルのはYouTubeで確認することにします。

目の前で巨大な機体が動く姿は圧巻でした。動きはゆっくりです。もう少しきびきび動くといいんだけどね。それは難しいか。

 

1演出見た後、後方にあるガンプラショップを覗いてみることにしましたが、これがまた混んでて順番待ちしています。外国人もかなり多い。こんなにガンプラって人気あるのかしら。

順番待ちでようやく入店しましたが、別に限定版含めて欲しいものはないのでくるっと回って出てきました。息子はキーホルダーをねだったので買ってあげましたけど。外国人(っていうか中国人)は転売目的でこんなに集まってると思ってますけど、そうですか?

日が暮れるとまた印象が変わる。

プロジェクションマッピング投影。


横浜ガンダムをようやく見れたので満足したのですが、まだ時間に余裕があるので帰りにお台場にも寄ってユニコーンガンダムも拝んでいこうということになりました。ガンダム立像のはしごです。

 

着いたらまずガンダムベース東京に先に寄ってみました。ここも入場の長蛇の列。整理券入場になっていて、もう本日分の入場は締め切りになっていました。やはり疑問。ほんとにこんなにガンプラって人気あるの?やっぱり転売屋のせい?少なくとも僕の周りにガンプラをコロナ禍をきっかけで始めた人いないし、流行っているっていう実感が沸かない。年末休みに入ったことだし、遠方の人や僕らのような日頃なかなか来れない人が集まっているからかなと、自分なりに結論づけましたが。

特にガンダムベースは覗いてみて、いいのがあれば買おうかなくらいにしか思っていなかったので、ガンダムベースを後にしてユニコーンガンダムを見に行きました。途中ウィンドウショッピングもして2演出見ました。やっぱりここでもガンダムSEEDとのコラボ演出がありましたけど、キャンペーン中なら仕方ないですね。SEEDは見たことないけどあまり好きじゃないです。でも、いい機会だからアマプラで見てみようと思ってます。アストレイは気になるから本編を見てからじゃないとね。

元々、フレームが発光する仕様なので夜のライトアップが映えること。

 

このポージングって完成されている感じがする。素立ちとはまた違う魅力。

ガンプラでやってみようか。

 

感想:横浜ガンダムは、全身が動く実物大モビルスーツというファンに限らず誰もが見たい姿を実現してくれたという点で必見の立像です。

実際は、動きが想像よりも緩慢だったり背面から支持台座で支えられて動く仕組みだったり、足と地面は設置しておらず支持台座によって少し浮いているとかはあるが、そんなことよりも実物大ガンダムが動くのを見れた、のほうが大きい。

起動と同時に各所のコーションライトが点灯されるところも非常に映える。

公開終了までにもう一回見に行きたい、とあまりガンダムに興味がない息子が言ったのでがんばって実現させたいと思っています。どうかなー。

お台場ユニコーンガンダムは見るのは3回目かな。ユニコーンモードからデストロイモードに一部のパーツが動くことで変身するのに加え、全身のフレームが鮮やかに発光する仕様になっているので音楽とタイミング合わせて鮮やかに光るのは非常に見ごたえがあります。

また、寄る機会があれば見に行きます。

 

年内に、行きたいと思っていた横浜ガンダムとさらにお台場ユニコーンを一気に見れて大変有意義な年末を過ごせました。ガンダムを見るとガンダムが作りたくなる。

模型魂に火が付きます。そして、お台場ユニコーンガンダムを見て思ったことが。

模型と電子工作で何とか実現できないかなと思ったのが、飾る台座にネオピクセルLEDを配置して、音楽に合わせて光らせたりする仕組みできないかなと。

想像するだけでわくわくします。道のりは長そうだけど、そんなことできたら楽しいでしょうね。

 

モンキーの最後

通勤バイクとして約6年ほど乗ったか。走行距離もメーターで6万キロ超え。

 

以前にエンジンを焼き付けてしまったことがある。帰り道でいきなり停止。それからいくらキックしても再始動せず。その日は車で迎えに来てもらって積載して帰った。後日バイク屋にもっていって診てもらうと、オイルがかなり減っていてピストンに傷がついたとのこと。焼き付いてピストンが固着するまでには至らなかったようだが、クランクシャフトは交換しなければならないといわれた。

オイルチェックは時々やっていたし、走行距離での交換は怠らなかった。しかし、実際は少しずつ燃焼して減っていった結果起きたトラブルのようだ。

夜の帰り道で後ろに車がピタリと付いたときにバックミラーでなんか俺のモンキーの排気白くない?って思ったりしてたんだ。日中ではわからないんだが。

おそらく、エンジンが古くなってシーリングが甘くなったことで燃焼室までオイルが入ってしまったのだろう。それでオイルチェックの合間で減ってしまい焼き付いた。

修理費はおよそ10万円。決して安くないが修理することにした。まだまだ乗るつもりだったし、頑張ればなんとか出せる金額で収まったから。

それから数年が経ったころ。エンジンは好調だし快適に走っていたのだが、終わりは突然来てしまった。

 

いつものように朝の通勤で走っていた。2車線の道路で車線変更したときに違和感を覚えた。車体がぶれる。これに似た感覚は以前から何度も味わったことがある。

エンジンとフレームをつなぐボルトが走行の振動で緩んでしまっているとわずかにエンジンが動いてしまう。右左折の遠心力で重たいエンジンが動くと車体がぶれるのを感じることがあるのだ。ボルトが古くなっているのが原因なのだが増し締めすればきちんと戻る。この時もこれだろうと思い、信号待ちで下を覗き込んだところ、どうにも事態が異なっていることに気が付いた。例のエンジンをフレームに固定しているボルトが通るフレームの受けが割れていたのだ。つまりフレームのエンジンを支える大事な箇所が割れているというわけ。こりゃまずいと思ったが、出勤途中でどうにもならない。

極力遠心力がかからないように、慎重に運転をした。もちろん帰りも。

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車体左側から。

エンジンを支える赤いフレームが割れているのがわかる。反対側にも同様のプレートがあるので右側だけでエンジンを保持していることになる。

エンジン固定ボルトはもう1本あって、そっちは異常なし。それでも、ちょっとした遠心力でエンジンは左右に動いてしまう。

 

次の休日までは乗らずに電車通勤。さすがにこの状態で乗るのは不可能だ。

そして、休日の日にバイク屋さんに見てもらった。

修理できないとのこと。

エンジンの焼き付きも直してくれたので溶接でやってくれないかと期待したのだが、これはできないそうだ。引き受けてくれる板金屋さんを探すか、フレーム交換するしかないそうだ。

 

修理対応してくれる板金屋さんを探すのも、フレーム交換もそう簡単にできないことだ。

板金屋さんを運よく見つけられたとして、解体してフレームだけにして持ち込まなくてはならない。そんな作業環境はさすがにない。

フレーム交換といっても、純正フレームは当然廃番なのでネットオークション等で中古品を探すか、もしくは社外品のものを探すかになる。妙に安い中華品か超高価なアルミ製が現状売られている。こういう部品が売られているのもカスタムバイクの代表格、モンキーならではだろう。ただし、どっちにしろフレームからバイクを組み立てる必要がある。繰り返すが作業環境がない。フレームが変わるということは登録の変更も必要になるらしい。バイク屋さんに依頼するとしてもなかなかの金額になる、だろうね。

 

このモンキーの本来のオーナーはうちの嫁さん。だから選択は彼女にしてもらった。

嫁さんの決定は、このモンキーはこれで終わり、ということです。

うちの嫁さんはモンキーに乗りたくてバイクの免許を取った。それも雑誌で見たデイトナカスタム車のようなものを。だから知り合いのバイク屋さんに依頼してパーツからモンキーカスタムを組んでもらった。

いざ乗り始めたら怖かったらしくあまり乗らなかった。そのうち引っ越しやら結婚やらで実家の物置に放置、走った距離も1000kmほど。

それから5年ほど経ってから僕の通勤用として再利用されることになるのだが、これほど頻繁にあちこち壊れるとは思っていなかったらしい。

確かに月に一度のペースで何かしら壊れた。ライトの玉切れからはじまり、ウィンカーステーが走行中に割れた。盗難防止アラームが鳴らなくなった。マフラーバンドが走行振動で千切れた。テールランプユニットもすぐに錆びてボロボロになり2回は交換した。メーターも壊れた。ガソリンコックからガソリンが漏れた。そのたびに休日を使って極力自分で直してきたのだが、確かにいろんなところがダメになるのが早かった。

なぜか。まず、使い方がハード。通勤用途なのでほとんど毎日往復50km走る。雨でも風でも走る。

そしてこれは自分の体験からなので堂々と言うが、モンキーの社外パーツは耐久性がない!キタコ、デイトナ、SPタケガワといったパーツメーカーのものいずれも、耐久性がない。すぐ壊れる。安いからなのかもしれない。品質の高い高級品だったらそんなことはないかもしれない。が、そんなものは売ってなかったから。当然純正品もない。

 

うちの嫁さんは貴重な休日を次の出勤に備えてバイクの修理に使う俺の姿をみて、自分は乗らないけどうんざりしていたらしい。もうちょっと壊れない奴ないの?って。

そして、モンキーは市街地の通勤にはやはり、危ない。

これまでに3回ほど事故にあった。その直接的な原因は小さすぎる車体を軽視した車が危ない行動に出るという点だった。煽られることも日常茶飯事だった。走っているときに横にきたトラックに車体を肩にぶつけられたこともある。そして、おそろしい前後ドラムブレーキ。日頃は力いっぱいレバーを握らないと制動力が弱いのに、雨になると軽く握るタイヤがロックするくらい強烈に効いたりする。これのせいで2回転びました。

これらのことを考えると、ここで終わりにしようという結論に至りました。

なんとか直す手段はないかとか相当考えたり調べたりした。しかしフレーム交換はさすがに重たい。そのお金で新しいバイクが買えちゃう。だったら、より安全な新しいバイク買うって選択になります。

という決定になりました。仕方ない。残念だけど。

フレームというバイクの基礎パーツが劣化で割れるまで乗り切ったと考えるならば十分乗りつぶすまで乗ったとも言えるのではないかな。

これでこのモンキーは終わりにします。

2024年の抱負のような

年末の振り返りもできず、気が付いたらもう仕事も始まって正月は終わり。

元旦から能登で大地震があり、2日は羽田で旅客機の衝突という大きな事故。

Xでいろいろ書こうと思っても、なんか災害・事故関連のポストを見てるとなかなか書く気分にもなれず。決して落ち着いた状況になったわけでもありませんが、せめて今自分にできること、やることをするのが一番だと思うのでまずはやりたいことからやっていこうと思います。

 

今現在のいろいろな活動についてです。

ここでは概要を述べるの留めて、詳細は別記事にでもしようかしら。

記事数稼ぎです(笑)。

 

まず、あまり進展してません。まとまった時間が取れていないというよりは、使い方が下手なんでしょう。まず、無駄に職場に残りすぎですね。サービス残業だしプラス査定にもならないのについやり残したことを深追いして残ってしまってます。これをやめないといつまでたっても自分の時間を作ることはできない。

で、せっかく帰ってきてもご飯食べたら途端に眠くなるし、大きいことやりたくないからスマホゲームやってたらもう寝る時間、なんてもったいないことしてます。

ここらを改めていくことにします。

 

ジャンルごとに書きますか。

 

ガンプラ

去年、購入したガンプラは実は1種類のみ。1月に購入したRGゴッドガンダム。これ以降買ってません。もう部屋に収まりきらないくらいな状況なので作って減らすまでは買わない予定です。とはいっても次から次へと発売されるガンプラが魅力があってついAmazonでポチっとしてしまいそうになるんですが。今あるものをきちんと作って箱を減らしてからにします。パチ組みしつつ、本サイトのレビュー記事を少しだけですが進めました。スケールモデルの方で塗装作業をし始めていてだいぶ作業に抵抗がなくなってきたので、そろそろガンプラも塗装していこうかと思っています。

購入控え中なので、事情に疎くなっているんですが少しは市場に出回ってきてるんですかね。Amazonを見る限りまだまだ転売屋ばかりで異常な高値のままっぽいです。

再販されたばかりのアイテムはamazon販売で適正価格のようですが。

あみあみ見ても完売や販売停止中が多いですね。

一昔前のほとんどの種類のガンプラがいつでも買えた時代には戻れないのかな。

 

スケールモデル

購入という点ではむしろこっちにウェイトが大きくなりつつあります。

去年買ったアイテムの中でもピカ一はHJの74式戦車です。例によって積んだままなんですがこれは作るのが楽しみ。ブログでも時々書いてるように今はカーモデルにチャレンジ中です。塗装の楽しさを改めて感じることができました。

スケールモデルもそれなりな数をストックあるのでちゃんと作っていきたいと思います。

 

③アクションフィギュア

集めているというのではなく、欲しいものをつまんでる程度ですが。

以前からfigma「リトルアーモリー」シリーズを集めてました。銃プラモのリトルアーモリーが気になって買って、構えられるアクションフィギュアも出してくれたので買ってという流れです。制服女子が武装している本来のストーリーは小説読んでないのでわかりません。小説も買ってみましたが積んでます。

リトルアーモリーシリーズは新しいキャラはもう出ないのかな。同じfigmaリトルアーモリーでもモブキャラみたいなやつはスルーしました。他のキャラと顔の描画が違いすぎたので。ようやく出てくれた男性の(笑)figma自衛隊員が昨年のオオトリですね。

この先どう展開するかはわかりませんが、なにせちょっとでも販売情報を見逃すとあっというまに売り切れるし、あとは転売屋のプレ値での取り扱いになってしまうので運よく目に入ったら買うくらいに割り切ってます。

ガンダム、その他ロボ系のアクションフィギュアは、去年は全く購入履歴なし。相も変わらずSHCMが最高のガンダムアクションフィギュアという認識なので。

クオリティでそれを超えるメタルビルドは値段が高すぎて手が出ない。そして、転売屋の餌食になるのでよっぽど注意深くチェックしておかないと定価で買えない。

ロボット魂も全く買ってないけど、値段見たらずいぶん上がってますね。8000円近い。SHCMと変わらないじゃない。この辺もまた時間があったら調査してみよう。

なんどか店頭で手に取ったことはありましたが、どうも樹脂感が強すぎて玩具っぽい感じがして購入まで至らない。ちゃんと調査するんだったら1個は買うかとは思ってます。それから、試みですが、中華のアクションフィギュアを予約してみました。完全に衝動ですが。これはどんなクオリティなのか届くのが楽しみです。

 

ミニッツレーサー

去年はほとんど活動しなかった気がします。プラモ熱が今高いので休日はそっちに使っていることが多い、というだけ。やめるつもりはありません。MR-04シャーシが発売されましたがそれを買うのはまた定期的に行き始めてからでしょうね。いまはあるもので楽しみます。これも時間の使い方の工夫が必要だと痛感しています。見直して行けるようにします。

 

⑤電子工作

これもいま、少しずつ遊びながら勉強してます。少しずつ記事にして行けたらいいかな。ド素人が始めるのでつまづきをたくさん書けると思います。

 

マイペースで進めていきます。

1998年のレイブリックNSX その3

前回記事はこちらです。

 

phalanx.hatenablog.jp

 

エンジンの製作が終わってから、車体のリヤフレームに搭載。うまくいきませんでした。エンジンのパーツを取り付けるガイドとなるピンとか穴とかが潰れてたのでパテで完全に埋めてから、この辺かなと適当に張り付けた結果、フレームとがっつり干渉してます。

こんなにがっちりエンジンをフレームで挟み込む構造になってると知らなった。

干渉するパーツを一度はがして当たらないようにして再接着。ここで疑問。ラッカーパテで修正した部分にプラパーツを接着するには、プラ用接着剤はたぶんダメですよね?

今回はエポキシ接着剤を使ってみて接着しました。なんとかなったようです。

 

これで、10年以上前にパーツを破損させて途方に暮れていた箇所は、完成させることができました。

 

さて、ここから先は説明書通りにやっていきましょう。

エンジン本体は終わりましたが、まだエンジンと接続するリヤシャフトやらエキゾーストマニホールドがあります。

 

接着段差とかダボ穴とかをとりあえず、パテで修正。整形していきます。

これの進捗はいまのところここまで。

 

ところで、パチ組みはだめでちゃんとパテ修正や塗装をしてこそプラモデルだという論争が勃発したりしますが、いままでガンプラに関しては僕もパチ組みで済ませてました。自分は「どちらもあり」だと思っています。

プラモデル製作の醍醐味は、ミニチュアの製作です。

パチ組みは、スピーディに形を作っていけるし、特にガンプラは色分けされた成形色や、シール類それだけでも十分見映えのするものになっています。ただ、どうしても質感が一歩及ばない。プラスチックの質感が残ってしまいます。

スケールモデルとなると成形色による色分けもされていないので、まさにプラスチックの立体物になってしまう。

そこで、プラモデル製作の工作として整形や塗装が必要となってくるわけですね。実際やってみるとその結果は明らか。この体験をしないのは同じお金を出して購入したキットを楽しむのにもったいないなと思います。

一つ一つの工程は時間がかかるので、その分完成は先延ばしになりますが、それも含めて楽しんでほしいという意味で、ちゃんとした工作はやってみる価値があります。

これについては、またじっくりと語りたいと思います。僕としてはどちらもあり

モンキーで事故った話 2

モンキーで事故を起こしてから半年後にまた事故りました。

 

前回の事故の話はこちらです。

 

phalanx.hatenablog.jp

 

先に言ってしまうと今回は、単独事故です。どちらかというと自分の判断の甘さが原因といえる内容です。

4月のことでした。雨の中をモンキーで走ってました。道はそこそこ空いていたので速度は50キロくらいだったと思います。

前方の信号が黄から赤に変わるのを確認したので緩いカーブになっていたところでブレーキをかけた瞬間にバイクがべしゃっと倒れました。前輪がスリップしての転倒。僕ははうつぶせに道路に投げ出され、腹ばいでアスファルトにたたきつけられました。

何が起きたかすぐには理解できませんでした。ゆっくり体を動かして立ち上がります。右の腰あたりがかなり痛い。ただ、立つことも歩くこともできたので太い骨は折れてはなさそうです。幸い後続車もきていなかったので後ろから来た車にひかれることもなかったです。いたらアウトでしたね。

気は動転しているもののモンキーを引き起こして道路の端によせて、改めて体の様子とバイクの損傷具合をチェックしました。体は右の腰あたりが痛い。バイクは、右前のウィンカーランプは割れている、ブレーキペダルも内側に曲がった。ヘッドライトも変形している。前回と違ってそこそこの速度が出ていたからダメージも大きいわけですが、それでもまだ大したことじゃない気がします。

少し落ち着いてからエンジンの再始動を試みてキックしたところあっさりかかりました。さて、ここでどうしたらいいのか考えます。

このときはそのまま職場に向かいました。これは正解ではないかもしれません。

本当はやはり病院にいくべきでしょうね。

ただこの時は、体の右側痛いけど動く、バイクもあちこち損傷したけど動く。じゃあまずは移動しようと判断したのです。

記事にはしてませんが、これ以前にもバイク事故でけがをしたことがあります。事故したときのけがってアドレナリンが大量に出ているせいか痛みが少ないんです。その時はウィンカーもなしに左折してきたワンボックスカーにぶつかってタイヤに足を踏まれたんですが、指も動かせるし大したことがないと判断したんですが念のために病院に行ったら足の小指が折れてましたから。

 

職場について、仕事をしてましたけど午後になるとどうにも痛みがきつくなってきました。ロッカールームに行ってズボンを脱いでみると右の太ももが真っ赤というか黒ずんでました。こりゃいかんかと思い、早退させてもらって病院に行くことにしました。

バイクで。途中でバイクパーツ屋さんでウィンカーランプを買って割れたランプは交換しました。カバーはなくなったけど、ちゃんと点滅するのでとりあえずはこれで。

近所の整形外科に行ったのですが、初診は待たされます。その間も痛みはどんどん強くなってきて座ってるだけでもきつかったです。まずはレントゲン検査の結果は骨折はなし。これだけでもホッとしました。内出血がひどいので、注射器で血を抜くことになりました。放っておいても体が血液を再吸収してくれるそうですが、時間がかかるのと色が残ってしまう可能性もあるそうで、注射器で抜いたほうがいいかもと言われたのでそれをお願いすることにしました。麻酔ないけどいい?と聞かれましたが、どうせ痛いから針の痛み増えてもいいです。結局、中でドロドロになってしまっていて注射器で抜くことはできませんでした。

痛み止めと湿布をもらって終わり。骨が折れてないとそんなもんなんですね。

あとは、自然治癒を待つのみ。

汚くてすみません。このときの足の様子を記念撮影したものです。

3日くらいすると痛みはほぼ消えました。リハビリやっている知人に相談(というか雑談で話題になった)したところ、血液の再吸収を促進するには圧迫してあげるのがよいとのことだったので、太ももを締める加圧スパッツみたいのを数日はいてました。

1週間を過ぎるころにはすっかり色も元通り(どっちにしろ汚いですが)になりましたとさ。ケガが軽くて本当に良かったです。

 

で、ここからが一番伝えたいことになるんですが。

今回の事故は自爆です。前輪がいきなりスリップしてなす術なしで転倒しました。前輪が滑るとライダーは前方に投げ出されます。

前回の事故とシチュエーションが同じなんですよね。

雨の日、フロントブレーキをかける、前輪がスリップして転倒。

前回の事故のあと、フロントタイヤがそろそろダメなのかなという考えはあったんです。まだタイヤのトレッドは残ってる。でも若干タイヤが固くなってきてる気がする。でもまだ2シーズンしか使ってない。この中でタイヤ交換すべきかを悩んでいた最中でした。

タイヤが固くなってきてる気がすると気が付いたのは、走行中に白線とか踏みますよね。白線にのったりアスファルトに降りた瞬間に若干滑ってる感触を感じるんですよ。

自分の予感を信じてフロントタイヤ交換を実行していればこの転倒は避けられたんだと思っています。

バイクでも車でも乗り手が感じた違和感は、体というセンサーが感じ取った案外きちんとしたものなのかもしれません。その違和感をきちんと自分で受け止めなかったことが悪い結果を生んだように思えます。

 

この事故の後、フロントタイヤは交換しました。

自分のセンサーを信じて安全にライディングしようと思います。

モンキーで事故った話 1ー3

前回の記事はこちら。

 

phalanx.hatenablog.jp

 

phalanx.hatenablog.jp

 

次にやることは、実際の被害を保険会社に申告することです。

人身、つまりケガのほうは先日の病院で支払った治療費です。それに加えて、病院までの交通費(駐車場代も含む)も申告できるそうで。

緊急で当日に行った病院から転院の手続きをしたものの、最寄りの病院に通うことは結局ありませんでした。腕を回すと痛みは走りますが、合気道の稽古もできていたし日常生活でも支障はなかったのでそれっきり。

最後に、事故審査の人が訪ねてきて事故の様子の詳細を聞き取りにきました。

そういうプロの人がいるんですね。

 

そして、もう一つの重要な資料集め。物損のほうです。保険会社の方からたくさん指示を受けました。まず、もちろん転倒して破損したバイクの修理費です。

うちのカスタムパーツだらけのモンキーの修理はどうやって算出するのか。

とりあえずは書類を作成できる人にお願いするところから始まります。

それはプロのバイク屋さんです。うちのモンキーは嫁の実家から持ってきたものなので、購入したお店が近所にありません。修理や、メンテナンスはバイク用品店のピットでお願いしてました。なので、飛び込みで近所のバイク屋さんにお願いすることにしました。

この依頼は引き受けてもらえました。自分でつけたキタコやらデイトナやらのパーツについては形状などから現物の金額を出して、交換した際の修理費として見積もってもらいました。大体1週間くらいかかったでしょうか。手数料は700円ほど。

それから、着ていたジャケットが転倒の際に破れたわけですが、これの写真も送ってくれと言われました。使ってから結構年数も経っていたからこれも?と思いましたが、いくらになるかわからないけど送っておいたほうがよさそうなので指示に従いました。

 

そのあとは、おそらく保険会社さんのほうで過失割合などを事故状況から判定して、当事者から合意をとるフェイズになったのだと思います。後日連絡が入ってこの割合でよろしいか?という確認がありました。8:2前後だったと思います。合意しました。

僕か相手の保険会社からお金が払われるのかと思いましたが、相手は保険を使わずに直接僕にお金を払う形で終わりました。

事故処理の経過は以上です。

 

まとめ

 

事故にあった場合のことを考えて、必ず任意保険に入りましょう。対人は無制限に。

弁護士特約もあったほうがよいです。

事故処理を自分でやるのは本当に大変だし、相手が誠意のない奴だったり不良外国人だったりだとなおのこと損害回復は難しくなります。

今回の経験で、事故処理の一連の流れを体験することができました。保険に入っていることの価値も理解できました。事故は起こしたくありませんが、万が一の備えは必ずしておくべきですね。