関連する過去記事はこちらになります。よかったら合わせてお読みください。
うちのモンキーは嫁さんが結婚前にショップでパーツを集めてきて組んでもらったものでした。納車後わずかに乗っただけで同棲やら結婚やら出産やらのゴタゴタで5年ほど嫁の実家の物置で放置されていました。
子供もいるし、関西の嫁の実家から関東の我が家まで運ぶ手段もわからない。
このまま置いてあっても仕方ないので処分しようかと半ば決めて嫁の実家に帰省した時に、物置から引っ張り出してきて戯れにキックしたらまさかのエンジン始動。
5年も放置してたのに。
この時にバイクの処分ではなく、持ち帰って乗れる状態に復活させようと夫婦で決めました。
それから2年経ちました。通勤バイクとしてほぼ毎日往復約50kmを走破しています。走行距離も2万kmに届きそうです。
今まで、ほとんどのメンテナンスをバイク用品店のNAPSさんでお願いしてました。
その店で購入していないカスタムバイクを面倒見てくれるショップはどこだろうと迷った挙句、カスタムパーツを扱っている店なら大丈夫だろうとお願いしたわけですが、対応も親切だしカスタムパーツの入手や情報も豊富なのでうちのモンキーにはバッチリな選択でした。
さて、これからはできる範囲で自分で整備をやってみようと思った次第です。
というのも、うちのモンキーのオイル交換を依頼するとホンダ標準オイルを使用しても4000円以上の金額がかかります。通常の倍以上です。
なぜかというと、オイルドレンボルトの真下にマフラーがあるために、オイル交換の度にマフラー着脱が必要でその工賃含め、とのことです。が、高いですよね。
初級整備であるチェーン調整とオイル交換くらいは自分でできるようになりたいので、やってみることにしました。
ここまでが前置きです。
さて、冒頭の関連記事でも書いたように整備に必要なリヤスタンドとトルクレンチを購入しました。

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リヤスタンドは実際、うちのモンキーに合うのかというのが懸念事項でしたがスペーサーを幅広側にして問題なくセットできました。ちなみにスイングアームはG-CRAFT製です。
トルクレンチに関しては、割高でもきちんと国産メーカーのものを。初めて使うので、精度のしっかりしたものを選んだ方が確実だろうという判断です。
そして、オイル交換に必要な道具も入手。
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オイルと廃油処理箱とドレンボルトワッシャー、マフラーの取り外しが必要になった時に備えてマフラーガスケット。
ドレンボルトワッシャーとマフラーガスケットについては一応カタログ等のサイズを確認した上で購入してみました。実際に合っているかはつけてみないとわかりません状態。。。
あと、こんなのも買ってみました。

DAYTONA(デイトナ) フレキシブルファンネル 自在じょうご 94801
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これを使えばマフラー外さずにオイル交換できるんじゃない?という期待から。
モノを揃えたのででは実際にやってみることにします。
まずは、エンジンオイル交換からチャレンジ。
手順についてはブログやユーチューブを参考にしました。
リヤスタンドで車体を固定して、ドレンボルトを抜けるかどうかを
確認してみたところ。
ドレンボルトのすぐ真下にマフラーが通っているのがわかりますか?
これではオイル交換の度にマフラーの着脱が発生するのも仕方ないです。マフラーを装着したままでドレンボルト抜くのは難しいでしょう。
というわけで、バイクショップと同様にマフラーを取り外してからオイル交換をするとしましょう。この時点で買ってあったフレキシブルファンネルはお蔵入り。代わりにマフラーガスケットの出番となりました。
実際の作業工程の写真はあまり撮れてません。なにせ、初めての作業で慌ててたりしたのでここでパチリという余裕がありませんでした。今度は少し多めに撮りたいと思います。
さて、実際の作業ですが。
はじめにマフラーの取り外し。エンジンとつながっているパイプ部分とサイレンサー部分を固定しているボルトを外すことでスポンと外れます。取り付けるときはこの逆の作業をするだけです。で、この作業が入るとバイク屋さんでは2000円以上の工賃が別途かかります・・・。
で、取り出したマフラーのパイプにくっついているガスケットをラジオペンチで引っこ抜きます。そして新しいガスケットを装着してマフラーの再取り付け準備は終わり。
では、いよいよエンジンオイルを抜きます。
ドレンボルトをメガネレンチで緩めて外すと。とろーっと真っ黒なオイルが出てきました。
しばらく眺めて。
出きったなーってところで、ドレンボルトに新しいワッシャーをはめてから締め直します。なんかマグネット付きのドレンボルト だったので鉄粉が付いてましたけど、これもウェスで綺麗に拭き取りました。
今度は新しいオイルをエンジンに入れます。うちのモンキーはエンジンのガスケットが古くてちょっとオイル滲み起こしてます。なのできめ細かい化学合成油はNG。ホンダ純正の鉱物油G1で十分です。
規定量まで入れてオイル交換は終了。
最後にマフラーを装着し直します。マフラーのフランジ(エンジンとボルト接続する金属板)が曲がってますがなんとかボルトを締めて完了。
この後、走行しながら漏れ等がないか確認しましたが大丈夫そうでした。初めてのオイル交換はうまくいきました!
さて、次はチェーン調整について書きます。